さて我が家は、とあるLIVEイベントのチケットを入手しました。
そのチケット代たるや、¥7,800×3...。
チケット高っ!?イベントTシャツ買う金無いやんけー!!
と、いうことで、自作するしかありません。
何を隠そう俺はデザイン学校時代、シルクスクリーンのゼミだったのだ。
...つーても何せ15年ぶり。しかも、ちゃんとした道具もない。
(学生時代は学校にすべて揃っていたので。)まぁ、何とかなるでしょう。
まずは、材料集め。...というか、最近は便利な世の中になったもんで、こんなマシン で簡単に出来そうです。
...が、高え!こんなにコストをかけられません。
出来る限り無料に近づけたいが。
と思ってググってみたら、結構やってる人いるのね。
斬新ではなかった...。今回、 ア〇ゾン では、
もしくは、こんなやつでもオケー。枠の幅が限られているので、あんまり大きいのは入らないので注意。
uxcell スクイージー スキージ スクレーパー 塗装用具 柄付き ゴムブレード 木製ハンドル ブラック 25cm 25 x 10 x 1.1 cm 新品価格 |
を購入。100均で、
を購入。
実は、感光乳剤は最初50mlを買ったんだけど、2版作る予定だったので足りなかった。
無理やり2版に分けたらどっちも薄くてアウト。やり直す羽目に。
大体、この枠だとB4サイズくらいだから、50mlで1版分とちょっとくらい。
100mlで2版分とちょっと。余った分は、露光した後の修正用って感じ。
もっと小さい枠だったら余裕あるかも。
スクリーン生地は1m×1mが最小ロットだった。これだとB4枠で4版分とれる。
なので、コルクボードは4つ購入した。
乳剤を塗らなければ、いつでも使えるので。次回用に。
学生時代は材料が無尽蔵にあったので意識したことなかったけど、この辺のサジ加減が難しいな。
シルク版作り
4隅に糊付してある程度なので、簡単に抜けます。
薄っぺらいコルクの間にダンボールがはさんであるのが100均クオリティー。
このコルク部分は露光の時に使うのでなるべく綺麗にぶち抜きます。
1m×1mの生地を50cm×50cmに4等分します。こういうのは、ケチってギリギリサイズにすると失敗します。
木枠も所詮100均クオリティーなので、タッカーなんて使わなくてもホッチキスで十分。
木目に沿って打つと刺さりにくいので、木目と反対に打つのがコツです。
隅の固定部分を軸にしてX軸Y軸方向に引っ張りながらホッチキスを打っていきます。
- A辺はX軸方向に引っ張りながら。
- B辺はY軸方向に引っ張りながら。
- A辺、B辺は同時に打っていくイメージで。
- C辺は初めはX軸方向に引っ張りながら、段々とZ軸方向になるように。
- D辺は初めはY軸方向に引っ張りながら、段々とZ軸方向になるように。
- C辺、D辺も同時に進行するイメージで、最終的にZ軸方向に引っ張って止める。
出来るだけバランスよく引っ張るのがコツです。
この作業は、専用の道具があるくらいシビアなんですけど、プロじゃないんで、そこそこでいいと思います。
本当はパッツンパッツンに張るのが理想ですけど、このやり方だと、そんなに張れません。
所詮は貧乏DIYと割り切って下さい。
念の為、木工ボンドで止めます。
ダンボールの切れ端でも何でも良いんで、平らに延ばします。
余った生地を切ります。
生地には油分があるので脱脂します。
脱脂しないと、感光乳剤がうまく乗りません。
これは、食器洗い洗剤とかでスポンジで洗えばOKです。
オレんちは印刷屋なんでこんなのがありますが、洗濯物干すやつとか、普通に床に置いといても平気です。
要は乾けば何でも良いです。ここまでで、1日目終了。
オリジナルTシャツに続く...。