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ユーザー車検のススメ(準備編)

僕はセレナに乗っていた頃から、節約のために基本ユーザー車検をします。しかもマイエースは改造車(合法)なので、ディーラーは入庫を嫌がります。なので必然的に町工場や民間車検場やユーザー車検をすることになります。
ハイエースや、レジアスエースは4ナンバーの小型貨物なので、初回こそ2年車検ですが、その後は毎年車検があります。そういう意味でも、車検費用を抑えるためにユーザー車検をするのは効果的です。
かかる費用は、マイエースの場合車両総重量3トン超なので、

  1. 自動車重量税:¥16,400/1年
  2. 自賠責保険:¥17,350/12ヶ月
  3. 自動車検査手数料:¥1,700/1回

の、¥35,450/1年となります。
ちなみに一般的な5ナンバーミニバンのセレナの場合は、

  1. 自動車重量税:¥32,800/2年
  2. 自賠責保険:¥25,830/24ヶ月
  3. 自動車検査手数料:¥1,700/1回

の、¥60,300/2年となります。
更にエコカー減税などがあるので、新しい車両の場合重量税が安くなります。
我が家のレジアスエースは3000ccディーゼルターボ4WDで9人乗りなので、重量税がかさみますねー(;´Д`)ガソリン2WDの3人乗りなら格安っぽい。

準備編

何はともあれ、車を「どノーマル」状態に近づけます。
車の区分によって車両運搬法の基準があるので、それに準拠させますが、特にいじっていない場合はそのままでオケーです。
わからない場合はカタログに載っている状態にします。
うちのレジアスの場合は、荷室の区分け用のポールを運転席の後ろにつけて物を引っ掛けているので、定位置の荷室中央に戻します

こちら以前載せられなかったノーマル状態の後部座席です。
2列目に余裕を持たせると3列目の足元が…w
その他、やっておくことは、

  1. ブレーキ、ハンドルがきちんと作動するかチェック。
  2. オイル、冷却水、ウィンドウウォッシャー液の量をチェック(LOWER以下なら補充)。
  3. ポジションランプ、ストップランプ、ウインカー、ヘッドライト、フォグランプ、バックライト、ナンバー灯など、電球類のチェック(切れていたら交換)。
  4. ワイパーの動作、ゴムの劣化(劣化していたら交換)。
  5. タイヤの空気圧、溝のチェック。
  6. ホイールナットの緩み、マフラーの錆のチェック。

自分でできるのはこの辺りでしょうか。
ユーザー車検といえど、12ヶ月点検、24ヶ月点検は必須ですので、車検前か、車検後にやることを前提としています。
やらなくても車検自体には影響はないかもしれませんが、何かあったときは自己責任です。

用意する書類

車検証

これを新しくします。

自動車納税証明書

これは僕の場合、都税事務所のネット払いをしたので領収証が無いのですが、ちゃんと払っていれば陸運局で照会した時に履歴が出るので特に用意することもありません。

印鑑

三文判で大丈夫です。思えば初めてユーザー車検をした時、印鑑を忘れて車検場の近辺を彷徨った経験があります。予約したラウンドの時間に限りがあるので非常に焦りました。

自動車損害賠償責任保険証明書

「自賠責保険」ってやつです。今まで入っていた分を持っていきます。これも陸運局で入れるので、今まで入っていたやつを持っていけば新しいのに入れます。自分で契約している保険屋さんで用意して持って行ってもオケーです。

点検整備記録簿

実は今回初めての貨物での車検だったので、セレナの時と同じ24ヶ月点検の記録簿を書いていったのですが、12ヶ月点検の記録簿が正解だったようです。初回登録後が2年だったので、24ヶ月で良いのかと思っていました。車検場の人に「次回は12ヶ月の記録簿でお願いしますねー。」と言われてしまいました(汗)。
6・12・24ヶ月を兼ねている記録簿がありました。

バインダー

超重要。書類を挟みます。
これがないと車検がスムーズにいきません。
絶対に用意したほうが良いです。

予約

車検は予約しないと出来ません。いきなり行っても門前払いです。
国土交通省のウェブサイトに「自動車検査インターネット予約システム」というページがあるので、こちらで予約できます。
自動車検査インターネット予約システム
結構先まで予約が埋まっていたりしますが、直前になるとキャンセル等で希望の日時が空いたりするので、諦めずにちょこちょこ見ると良いと思います。

以上の準備をして、決戦の日を待ちましょう。
ユーザー車検のススメ(車検編)に続く…。