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レジアスエースのトランピング化計画(始動編)

もともとハイエース(レジアスエース)を買う前の段階で、トランピング架装をやろうと思っていましたが、どうにもこうにも資金不足で計画がストップしていました。
我が家のレジアスエースのテーマは、

  1. 維持費が安いこと(4ナンバー)
  2. 沢山の荷物やバイクが載せられること(4ナンバー)
  3. 4ナンバーで可能な限りの乗車人数(9人乗り)
  4. 快適な車中泊ができる(キャンピング架装)

でした。
トランスポーターとキャンピングを両立するシステムとして、「オグショー 」なんかがやっている「トランピング 」があります。

こんなやつです。

例によってクソ高いですがwオグショーのやつはしっかりしていますし、素材や構造や手間などプロの仕事ということをを考えると適正価格といえます。
よくある普通のベッドキットと何が違うかというと、ただ寝られるだけではなく、バイクや大きな荷物を載せられるように工夫がされているということです。
オグショーのこのタイプは、両サイドにボックス収納があり物が入れられます。ベッド部分は左右に開き、片側にバイクを載せた場合もう片側で寝られます。

オグショーの簡易版

オグショーでも簡易版 のタイプを出しています。
これも片側ずつ開けますが、サイドボックスはありません。

いわゆる普通のベッドキット

オグショーの簡易版に近いですが、バイクを載せるときに寝台を横に立てかける感じでしょうか?重そう。
ですが、一から材料と工具を買って作るのと同額くらいの価格設定だと思います。労力考えたらこの辺りを買っちゃった方が良いかも。

サイドボックス付き

サイドボックス付きもオグショー以外だと半額くらいのがありますね。それでもこの価格まで行くとDIYの方が安いかも。

そもそも論なんですが、我が家のレジアスエースは、スーパーGLを改造した9人乗り仕様なので、市販品だと根本的に寸法が合わないんですけどね。買ったとしても、どこかを切断しないと合わないと思います。
ちなみに、これらのベッドキットは床はついていませんので、そのまま置いても使えるでしょうけど、結構ガタが出そうですね。

一昔前だと、皆さん色々と工夫して床張りされていましたけど、最近では驚くほど安く販売されています。材料費と工具代と同等くらいで買えます。

サイドボックス付き

こういった事を調べていると、材料を買って作るのも、製品を買うのも金額的には大して変わらない事がわかり、なかなかトランピング架装を実行できないでいました。
それでも、その間毎日のように某オクの建築部材やら端材をチェック(創造倉人の廃墟のリノベの件もあるので…。)していると、

あったで!

近所で引き取り限定(送料がかからない!)で、尚且つ即決1円です!
出品者様によると、処分に困っていて0円で出そうとしたらシステム上金額をつけないといけなかったので即決1円になったそうです。

ソッコー引き取りに行ってきましたよ。これで材料はとりあえず何とかなりそうです。

何はともあれまずは床から

オグショーも先人のハイエースオーナー様も「室内の架装は、まずは床から」みたいな感じで言っていますね。
ハイエースに限らず、自動車の床って結構入り組んでいます。今回作製する後部の荷室部分もタイヤハウスがあったり左右対称じゃなかったりします。
よく見かけるのは純正のカーペットを剥がして型どりする方法。でも今回僕はカーペットはそのまま敷いた状態で施工しようと思います。

我が家のレジアスエーススーパーGL荷室

DXと違い、スーパーGLの場合カーペットに防音断熱素材が使われているので、そのまま使った方が費用対効果が良いと判断しました。剥がすのめんどくさいしw
多少モコモコするかもしれませんが、サイドボックスや寝台が乗るので気にならないでしょう。最終的には荷物2段の上が寝台にしようと思っていますが、現在の材料では足りなそうなので、一先ず下が荷物、その上が寝台のスタンダードな形で一旦止めておこうと思います。

段ボールで型どり

カーペットで型どらないので、軽量で自由に加工出来て、失敗しても痛くないゴミの段ボールで型どりです。

アール部分は押し付けて痕をつけて…。

切断。

アールの部分をそれぞれ型どりしていきます。それをいい感じに重ねながらドッキングしていきます。

ハサミでチョキチョキ

型が出来ました。

今回の床張りは3列目シートの後端ギリギリまで

この型を使って床とサイドボックスと寝台を作っていきます。

レジアスエースのトランピング化計画(木工編)に続く…。