いとこのあんちゃんにグラトラを貰って、足立の陸運局で春日部ナンバーから足立ナンバーへ変更。キャブの調整も安定した頃。
朝、出勤のためセル一発始動。
...一発始動。
...一発...。
始動しないやんかー!?
耳を澄ますと、微かにリレーの音がカツカツ言ってる。
「セルか?リレーか?バッテリーか?」 しかし、バッテリーは新品つけたばっかりなのに...。
途方に暮れていると、近所のおっちゃんが出てきた。
「どうした?押してみるか?」と、押しがけを手伝ってくれた。
(グラトラは車体が軽すぎるため4stの圧力だとロックしてしまい押しがけしにくいのだ。またがっている状態で後ろから押すと可能。ちなみにエストは車体が重いので1人でも簡単に押しがけ出来るのだ。)
するとエンジン始動。「...バッテリーじゃないかねぇ?」
おっちゃんは車関係の仕事をしているようなので、説得力ありなのです。
その日はビーノで出勤。
しかし、バッテリーだとしても、こんな短期間でダメになるってことはどういうことか?
セルやリレーの故障ってのも考えられるし。こんな時はアレですな...。
ちょうど¥10,000で、マイチェン前のキック付のエンジンが出てたので落札。
やっぱキックあった方が安心ですよねー。
エンジン載せ替えだけならチョチョチョイっと。そしてキック一発始動。
ん~。やっぱキックスタートは単車って感じですねー。イイですねー...って、
...!?なんだこの異音!?
すげーカンカンいってる。タペット調整したら音が半分くらいになったが、まだうるさいな。
まあ、とりあえずこのまま乗ってみよう。(エンジン開けたくないので買ったんだし。)
そして1ヶ月ほどして...。
通勤途中、会社のほど近くで「ギャギャッ!」沈黙。
しかも、全くクランクしない。「焼きついたか?」もう、こうなってしまったらバラすしかないので、 バラしてみた。
はい、沈黙の原因判明。わかりにくいが、マグネットローターの影にボルト。
要するに、このボルトが脱落してエンジン内でコロコロ転がってた音が異音だったわけです。
そのボルトがギアに挟まってギャギャってなったと。
はぁ...オークションってこういう事が多々あるんだよね。
まぁ、しかしこれで最初のバッテリー上がりの原因が判明しました。
オークションエンジンで走っているうちにバッテリーは回復。
という事は、元のエンジンの発電機が故障していたということ。
しかしこのネジが外れない。
ショックドライバー を買いました。ヤフオクで(笑)
本当はキックペダルも移植したかったんだけど、全バラしないと外れなそうなので断念。
いつの日かバラした時にでもやろうかな。
クラッチとかも使えそうなので、ヤフオクエンジンは部品取り仕様になったとさ。
2011年10月