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モペッドを自作する話_その4

前回、新エンジンが載るようになりましたが、ついでに他のパーツも強化してみようと思います。とにかく一度エンジンを始動してみないと次へ進めないので、まずは始動させることを最優先にします。

Contents

プラグがヘボい。

自転車エンジンキットに標準で入っているプラグとプラグキャップなんですけど、かなりヘボいです。

何このプラグキャップ

変なゴムキャップの中に針金をコイル状に巻いた物が刺さっています。

これでも一応スパークしますけど、ノイズが凄そう。

信頼と実績のNGK

ここは信頼と実績の「NGK」のプラグキャップとケーブルに変更。

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さらに謎のプラグ「Z8C」も、NGKの「B6HS」に変更。

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これは説明書にも書いてあったので、まあそういうことなんでしょう。あとは「B-6L」でも大丈夫そう。

Z8Cは中華では主流?

因みに、「Z8C」のナットサイズは20mmなので(インチサイズかも)日本で売っているプラグレンチの規格とうまく合いませんので、やっぱりNGKのプラグに変えておいた方が先々のためになると思います。

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ステーターコイルを強化タイプに交換

中華モペッドエンジンに標準で付いているステーターコイルですが、アメリカの掲示板等の書き込みを見る感じだと弱いらしいです。

ノーマルコイル

青い線が+で黒い線がアースです。白い線は電装品用らしいですけど、僕のモペッドでは不使用です。アメリカ掲示板によるとヘッドライトもままならないとか。

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アリババとかeBayとかアマゾンとかで普通に売っている強化コイルを買いました。

下が標準コイル上が強化コイル

コイルの巻き数が多いらしいですけど、見た目には判りませんね。一番の違いは+とアースの線しかないこと。

装着した。

特に問題なく装着。

因みにマグネトーの装着位置は、切り欠きが1時の方向に来るようにします。間違って裏返しとかで付けるとダメです。

両立スタンドを装着

始動テストの際、アメリカンチャリという形状のため踏み込みに体重をかけられず、走行しながらクランクを回すのが無理だったので、後輪を浮かせてスタートするために両立スタンドを装着します。

加工しないと付かない

このアメリカンチャリの後輪は20インチなので、最初20インチの子供乗せママチャリ用の両立スタンドを買ったのですが、ファットタイヤのため下部が接触してしまいました。

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なので、22インチの子供乗せママチャリ用両立スタンドを買い直しました。当然ポン付け出来るはずもなく。爪は全部削って、アームの幅を無理やり広げました。

安定感。

爪を削ってしまったので固定されず回ってしまうので、ボルトナットを追加して2点で固定しています。

昔のIndianぽい。

もしかしたら始動性が良くなるかもしれないので、レーシングキャブレターに変えてみようと思います。ダメなら戻します。

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中を開けてみたら、これニードルじゃないんですね。板がスライドして開閉する。ガソリンはフロート室からの管に穴が開いていてそこからピュピュっと出るんですねー。

オートチョーク付

でもこれ、スロットルワイヤーのストッパーの形状が合わない。

仕方ないのでフラックスレスはんだでストッパーを作って…。

フラックス後がけ

出来ました。

開閉部分

これを挿入したら取り付けます。

ギリ入る。

そして更に追加で「ブーストボトル」なる物を着けてみようと思います。

眉唾アイテム

この新エンジンを手回ししてみた時に、前のエンジンに比べてすごく圧縮が高いのと、吸気側への吹き返しが強かったので、これを着けると始動性が良くなるかなと思って。

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これも試しなので、おかしかったら戻しますけど。

すごく吹き返す

とりあえず当ててみる。

まじか

穴の位置が合わないんですけど…。この中華モペット関連のパーツは大体位置合わないですね。

これも仕方ないのでワンオフパーツを作ります。

溶接の練習痕がw

エンジンマウントを作った残りの鉄板で作ります。穴をあけて…。

小さくてやりにくい

ある程度形を整えます。この後溶接してしまうので、ざっくりです。

ざっくり整形

これらを溶接して、穴のギャップを整えます。

やっぱり下手くそ

何とか出来たので装着します。

ちゃんと着いた

インマニは装着できたものの、ここで問題が。

エンジンを左にオフセットしているので、フレームをかわすはずのインマニ形状が仇に。

逆にフレームに当たるようになった

もとからエアホースのプラグ穴が開けてあるので逆さまにもできないし。

…切るか。

ちょっきん

切ったった。これで大丈夫でしょう。

ホースが混雑中

ちょっと斜めですけど、仕方ない。

ホース類が柔らかすぎて折れ曲がってしまうので、形状維持のために針金で補強しました。

車台番号を自分で刻印

このアメリカンチャリは、ゴミみたいなジャンク品を某オクで11円で落札してレストアしたものなので、元々付いていたフレームナンバーが削ってありました。

世界に1台

66ccエンジンなので原付二種登録を役所でするんですけど、原付には職権打刻なんて存在しないので、自分で打刻します。

フレームはステンレスでメッキされていてポンチが全然歯が立たないので、1mmの鉄板を溶接して刻印しました。

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僕のハンドルネームは「やんゾ―」なので「YAN-0001」にしました。この車台番号は多分世界に1台なので、盗んでもすぐバレますよ。

エアクリ意外とカコイイ

何とか形になりました。

なかなかじゃない?

エンジン始動テスト

とりあえずキックしてみるんですけど、圧縮がメチャンコ高いです。しかもなんかたまに手応え無い時があるんですよね。(後に判った事だが、クラッチがかなり滑っていた。この時は気付かずに無理やりストンピングしていた。)

すると、ボコボコ言い出しました。5分くらいストンプしていると…。

バオーン!

かかりました。

最後、振動で自賠責シール貼る奴が落ちました。

ひとまずエンジンがかかったので役所にナンバー登録に行きました。必要な書類は、このモペッドの仕様書(自作)、排気量を証明するもの、エンジンの販売証明書(これが無くて苦労した。)、車台番号の石擦りです。

役所の担当の人は「え?」というリアクションのあと、上司に確認するというテンプレ対応をされました。が、原動機付自転車は、そもそも自転車に原動機を載せたものなので、住民が登録したいのならばなんとか登録してくれるはず。(個人の感想です。)

で、登録できた。

逆から読めば

何とかなるもんですね。輝くイエローナンバー。反対から読むと、「1189(良いバイク)」じゃないすか。

うむ、このモペッドを「YANZOSTAR(ヤンゾスター)」と名付けたよ。

それではYANZOSTARの第1回走行テスト!

はい折れた

近所のガソリンスタンドで給油して帰る途中でマフラー折れました…。チャリで拾いに行きました。しかも、エンジンが温まると回転数が爆上がりします。超薄い状態です。恐らく2次エアー吸ってますね。

ここから更なる魔改造の泥沼にはまっていくのでした…。

つづく…。

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