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モペッドを自作する話_その2

前回アリババ(AliExpress)で購入した中華自転車エンジンキットを、某オクで11円で入手したアメリカンチャリに搭載していきます。

Contents

まずは、後輪にリヤスプロケットを装着します。

説明書は英語です。

リヤスプロケットを後輪のスポークに挟み込む仕様です。かなり乱暴な仕様ですけど、大丈夫なんでしょうか?

スチールパーツとスポークの間には樹脂製のクッションが入ります。スポークの内側に入れる樹脂パーツはハブの間を通すための切れ込みを入れます。

チョッキン

あとはボルトナットを締め込んでいくわけですが、目一杯締め込む寸前くらいでホイールとスプロケットが平行になるように調整します。全部を目一杯締めると歪みます。

微妙な締め具合

チェーンラインが絶望的

取り敢えずスプロケットが付いたので、エンジンをフレームに仮固定して、後輪をはめてチェーンをかけてみました。

むむ…。

エンジンを普通にマウントさせるとチェーンラインが絶望的です。

このエンジン自体がマウンテンバイクやビーチクルーザーを想定したものなので、ファットタイヤの幅に全く合いません。

エンジン側から

Jazzにモンキーエンジンを載せる時みたいにフロントスプロケットを延長したい所ですけど、クラッチの構造上不可能です。

アリババで売ってるアメリカンモペッドはどうなっているんでしょうか?

オフセットされてる。

エンジン全体を左寄りにオフセット配置していますね。

この仕様にするには溶接しないとできないのですが、こんな事もあろうかと以前某オクで3000円で落札した100v溶接機があるので、溶接デビューしようと思います。

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まずは土台を作製

我が家のレジアスエースを買った時に、架装業者がシートを固定するのに使っていた鉄板を使います。

結構丈夫です。

この鉄板は、スライドレールを付ける際に取り外したので不要になりましたが、一応取って置いた物です。5mm厚。

フレームにうまく乗るように整形します。

初めての溶接

超下手くそw

初めてなので超下手くそです。

因みにこの溶接機、家庭用の100v電源で溶接出来るのは良いですけど、電圧と電流の調節が一切出来ません。

電圧が低いので、5mmの板はうまく溶接出来ないのですが、40Aで常にフルパワーなので、1.6mmパイプはすぐ穴が開きます。初心者には難易度高いです。

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溶接不十分で初回の始動テスト時に折れましたけどね。2回目はしっかり付けられました。

とりあえず仮置き

なんとか収まりそう。

同時にガソリンタンクも設置しました。

キットのガソリンタンクは、上部のフレームに挟み込むようになっているのですが、このアメリカンチャリのフレームは太すぎて挟み込めないので、フレームにブラインドナットを仕込んで土台を作りました。

パーツを逆さまにして使用。

チャリがイレギュラーな形状なので、何かとワンオフパーツを作る必要がありますね。

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タンクが乗ったので、エンジンマウントも塗装します。

一応ハンドルと当たらないように。

後は諸々の保安部品を着けていきます。

リヤ周りから。リヤフェンダーが短いので、ストップランプとナンバープレートステーを末端目一杯に装着しました。

フェンダーの末端ギリギリ

反射板はビス2本で留まっていたのを1本に減らしてひん曲げてストップランプの上に出るようにしました。

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ストップランプは、ウインカーステーとナンバープレートステーが着いていたのですが、別のナンバープレートステーを着けたところクリアランスが取れなくなってしまったので、若干加工しました。

作業台が折れた

ここまでやったところで作業台が折れてしまいました。

無残な姿に

やっぱりフレームにエンジンを載せると安物の作業台には重いみたいですね。悲しい…。

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クラッチワイヤーとガソリンホースを取り付け

タンクとキャブが近すぎ

ガソリンタンクの出口部分がやたらと長くて、しかもフィルターを着けるとキャブより下になってしまいます。ちゃんとガソリン流れるのかなぁ?

マフラーを取り付け

超当たる

キットに付属のマフラーですが、これもアメリカンチャリを想定していない設計なので、まったく合いません。

エンジンを左にオフセットしているのでフレームのセンターは避けてくれますが、クランクと接触してしまいます。

そこで、マフラーの根元を3cmほど延長しました。

やっぱり溶接下手くそ

ステンレスの溶接棒を使ってみましたが、さらに難しいですね…。でも何とか着きました。

何とかなった。

エンジン周りが搭載出来たので、次回は電装系を装着していきます。

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