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モペッドを自作する話_その1

モペットを自作する話

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アメリカンチャリをゲットしたぜ

以前からアメリカンタイプの自転車が欲しくてヤフオクに張り付くこと数年…。ついに落札しました。

11円で落札!

敢えて狙っていたというか、なるべくジャンク気味のやつです。まともなヤツだとかなり高額になってしまうので、直せる範囲で壊れているヤツ。

サドルが折れとる。

粘った甲斐あって11円でゲット出来ました。引き取り場所はちょっと遠かったけど、東京都下なので良しとします。

まずは分解して…。

バラバラに

サビ取り大会の開催です。かなりやられていますね。

電動工具でやりました

人力でサビ取りする気力などないので、マキタにワイヤーブラシを装着してひたすら取ります。

もともと雑な自家塗装がしてあったので、けば立ったサビを落としたらサビキラーで塗ってしまいます。

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サビキラーは錆転換材と塗料を兼ねた溶剤で、赤錆を黒錆に転換しつつ塗装も出来る優れもの。下塗りもいりません。

スポークは面倒です

艶消しブラックにしてみました。

フレームもあらかたサビ取りしたらサビキラーで塗装します。

冷風扇で送風してみたけど…

元々してあった雑な自家塗装の内側はメッキ加工してありました。そうなるとサビキラーもちょっとの傷で剥がれてしまいますけど、黒錆転換されているところ以外はメッキなのでサビにくいと思います。それなりで良しとします。

さて、このアメリカンチャリをどうするかというと、

バイクにしてやろうと思います。

作ったバイクで日本一周するという壮大な目標を立てました。出来るかわからないですけど、夢は大きくということで。

アリババで売ってるやつ

こんな感じになれば良いと思います。

その前に、死亡しているタイヤの交換品を探してみたんですけど、フロントは普通にありました。問題はリアのファットタイヤで、国内だと2,3万円しますね…。さすがに辛いので、アリババで探してみます。

スノータイヤw

バイクっぽいタイヤもあったんですけど、ファットバイクのスノータイヤが安かったので、これにしてみました。

この文章を書いているのは作業時から一年以上後なんですけど、今はバイクっぽいタイヤも値段がこなれてきたので、このタイヤがダメになったらそっちに交換しようと思います。

アリババついでに自転車エンジンキットも購入。

100ccとなっているが…

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100ccという商品を発注したんですけど、これが後に残念なことに。

こんなことになるなんて…

そんなこんなで自転車エンジンキットが到着。

アリババおなじみのヘナヘナ段ボール

なかなかジャンクな箱で届きました。

やぶれとる…

恐る恐る開封してみます。

一応説明書はある。

ん?なんかエンジン小さくね?ってか、ボルトナットがポロポロ落ちてくるんですけどw絶対輸送途中で落ちてるなコレ。

これは…

オーノー!アクセルワイヤーが潰れて切れてる。

まじか。

スタッドボルトもひん曲がってますね。これはちょっと怪しいので、シリンダーのサイズを計測してみます。

ボア:4.7cm
ストローク:4.0cm

ボア:4.7cm÷2=2.35cm 2.35×2.35×3.14=17.34㎠

ボア×ストローク:17.34×4=69.36㎤ 排気量:69cc

…え?

100ccって書いてあるエンジン買ったんですけど?しかも、かなりざっくり計算なのに、70ccもないんですけど。

後で調べて解ったんですけど、このタイプのエンジンは、49cc、66cc、80ccの3タイプがあり、49ccは「50cc」、66ccは「80cc」80ccは「100cc」という表記で販売されているそうです。

恐らくこのエンジンは80cc(66cc)タイプなんだと思います。それにしても発注したのは100cc(80cc)なので、アリババショップが間違えているのは明白ですが。

実はエンジンを開封したのは、到着から数ヶ月後だったので、今更返品して数週間待つのも面倒なのでこのまま進行します。

とりまピストンを戻して…。

あ…

ピストンを戻すときにピストンリングが折れてしまいました。いや、脆すぎじゃね?どうしよう…。

ちょうど良いのがあったので。

ひとまず、同じ径のピストンリングがあったのではめておきました。ヤマハのやつ。やっと作業始まったのに、早く進めたいじゃないですか。(これも後に大惨事に。)

分解ついでにステーターコイル部分もチェック。

シンプルですね。

あとスプロケット部分。

10Tですね。

なんかスプロケの真ん中に鉄の棒があって、その中にパチンコ玉みたいな鉄球が入ってました。ここを押し込むとクラッチが切れる仕組みみたいですね。

摩擦式クラッチ

クラッチ内部は、樹脂パーツがはまっていてそれが滑り止めになっています。クランクからのギヤと、スプロケにつながるギヤのみです。いわゆる摩擦式クラッチというやつでしょうか。

シンプルすぎですけど、解りやすいですね。教習所の教本みたい。

次回はこのエンジンをマウントしていきたいと思います。

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