自宅の屋根裏を物置に改造した話…その1

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今回は、自宅の屋根裏を物置に改造した話です。

創造倉人~Creative Croudo~とか言いながら、本編はなかなか作業が進まず草刈りばかりなんですが、創造倉人東京~Creative Croudo Tokyo~の方はその名の通り屋根裏を倉庫にしたので、書いて行こうと思います。

今時は、文章よりも動画なんでしょうけど、なんせ「暗い・狭い・暑い」の三重苦の中作業したので、静止画のみです。

そもそも我が家には屋根裏にちょっとしたグルニエ(小屋裏収納)があったのですが、あっという間に物が溢れてしまいました。

この上がグルニエ

このグルニエは5畳程度しか無いですけど、我が家は建坪25坪程なので屋根裏は50畳くらいはあるのではないかと考えました。(出っ張りのない建物なので。)

さすがに屋根の隅部分は低すぎて使えないでしょうけど、結構な面積が物置として使用可能かと思います。

但し、基本屋根裏は構造的にその上にフロアを作るようには出来ていないはずなので、極端な重量物は乗せられません。て言うか、そもそも入り口が狭いので、そんなに重いものを持ち上げられませんけど。とは言え、我が家は軽量鉄骨造なので木造よりはちょっと期待しています。

とりあえずグルニエの壁を切ってみる

大切断!

どこを切ったら良いかよくわかりませんが、今後の資材搬入を考えてはしごを昇りきった真正面を切ってみました。

石膏ボードなので、普通のカッターナイフで切れました。カッターが入っていかない部分は恐らく木の柱があると思ったので、カッターで切れる範囲を抜いてみます。

壁のむこうは…?

異世界への穴が…!

何やら向こう側にも床がありました。

後で解ったのですが、元々屋根裏にあった床はここの面だけでした。ここ以外は軽量鉄骨の梁とグルニエの根太の余りしか無いです。偶然にも正解の部分を開口出来ました。

探検してみた

穴から覗いた場所

恐らくグルニエに使ったであろう石膏ボードが無造作に置かれています。(片付けろや)

大工さんもまさかこんな場所見られるとは思わなかったのでしょう。でも、建築資材あるあるで、結構床下とかにも廃材が放置されていますよ。産廃捨てるのも金かかりますからねぇ。端材とかよく建築現場に「ご自由に持ってって」みたいに書いてありますよね。

やっぱり広大なスペースが

天井を吊ってるやつがいっぱい

やはりかなりのスペースがあります。と言うか想像以上に広大で先が思いやられます。

しかし、パンドラの箱を開けてしまった以上はやるしかありません。軽量鉄骨の梁をつたって探検してみます。

端材がいっぱい

90角の端材は重いって

野淵みたいなのとか角材がゴロゴロ出てきました。それにしても暗いし狭いです。両足と片手は体を支えているので使えるのは片手だけ。天井を踏み抜きそうで怖い。かみさんに怒られそうで超怖い。

一先ず手持ちの2×4の端材と構造用合板の端材で仮床を作りました。置いただけなのでがたつきますけど。

因みに、屋根裏作業ではキャンプ用のLEDランタンを2個駆使して灯りを確保しました。

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小さくて取り回ししやすいし、マグネットがついているので鉄骨にくっつけて使えます。かなり重宝しました。

端材たちが活躍

天井裏にあった産廃たちも邪魔なので、端材とまとめて寄せておきます。

身動きがとれん

柱と天井を吊ってるやつがかなり邪魔ですね。でも、どちらも外すわけにはいかないので、床材をカットして避けていくしかありません。あとトップライト(天窓)の壁の周りの造作とか。結構細かく切らないといけなそうです。

まずはドアをつくる

このまま風穴を開けっ放しで作業を進めると、かみさんから文句(音とか木屑とかその他諸々の)を言われそうなので、先にドアを作ります。

本来、資材の搬入を考えるとドアは最後に着けた方がいいのですが、仕方ありません。

ドアの枠を作る

変な形のドア枠

サイズが丁度良かったので早速放置されていた廃材を使いました。

屋根の形状のため、変形サイズのドアになります。現物合わせなので結構難しい。

現物合わせで変態 変形ドアを作る

結構おざなりな感じ

こちらも屋根裏に放置されていた廃材と手持ちの端材で作りました。本来は屋内ドアのボディはもう少し薄いベニヤとかで作るんでしょうけど、端材は12mmの合板なので重いですね。コスパ重視で諦めます。

ドアができました。

屋根裏側から

ドアノブは、自宅の入居時にされていたヘンテコリフォームでついていた物を使いました。

その部分はメーカーも全く違うものがついていて、ガタガタだったので正規品に交換済みです。

作業スペースが無い

切屑もそのまま落ちる

早く床が欲しいよ~。

いよいよ床を張っていきます

床張りで使用する材料は、サブロク構造用合板(1820×910×12mm)と根太には2×4材(1820mm)、コーススレッドは根太ビス、それと、ツーバイ材を付き合わせて連結させるシンプソン金具のみです。

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今回、屋根裏への搬入間口が狭いので、1820mmが精一杯でした。それでも鉄骨の柱や天井吊り木をかわしながら何とか搬入するという。

更に一度には入れられないので、作業を進めながら少しずつ買い足していくという作戦です。

避けるものが多い

鉄骨やら配線やらを避ける

鉄骨や配線、天井吊り木等を避けながら根太を配置、根太同士をシンプソン金具で連結していきます。

トップライトとかも避ける

トップライトの枠も避けて根太を配置します。

根太を付き合わせるシンプソン金具ですが、実はサイズを間違えました(;´д`)本当はこれの倍の太さのやつがあるのですが、細いやつを買ってしまいました。

値段は同じで、単純に個数が半分太さが倍というシステムです。

また、天井吊り木の関係で、合板を一旦カットして穴をあけてから合わせるというやり方を余儀なくされます。

足場が増えてきたよ

序盤はまだ比較的やり易いのでドンドン進めていきます。

根太をいっぱい作る

根太は、合板一枚に対して455mmスパンで3本入るようにしています。

構造用合板は、千鳥張り(列ごとに半分ずつずらす)にしました。

根太のシンプソン金具はハンマーで打ち込むのですが、柱等を避ける都合で設置場所に置いてから取り付けなくてはなりません。

下に当て板をしてプラハンマーで叩き込んだのですが、鉄骨が響いてかなり音が出ます。夜はこの作業は不可能ですね。

後半は叩き込みも慣れてきて、コツをつかめば最小限の打撃数で叩き込むことが出来るようになりました。

屋根の隅の部分はかなり狭いです。

腰が辛いです。

柱を避けるために結構切り欠きします。

板も長いままだと柱に当たってしまうのである程度のサイズまでカットしてから配置しないといけません。

こんな調子で、どんどん床を張っていきます。

その2につづく…。

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