創造倉人用地を買ってから数ヶ月。日々の生活に追われて、なかなか見に行けませんでした。
ようやく時間がとれたので久々に行ってみると…
「ですよねー(汗)」
ちょっとまずいですね…。これじゃ近隣の皆さんにも迷惑だ…。何か2m位の高さのやつとか、木みたいなやつとかあるぞ。
なので、草刈機を買うことにしました。約100坪あるので、流石に手作業では死んでしまう。
さて、草刈機と一言で言っても色々な種類があります。
大まかな草刈機の種類
芝刈機
主に芝生の手入れに使用します。今回は関係無し。
草刈機
手持ち式
主に柔らかい草、低い草向き。ナイロンコードやプラスチックの刃が主流。今回はこれじゃ負けそうです。
自走式
物によってはハイパワーのやつもあり、高い雑草もなぎ倒しながら進めるようですが、値段が高いです。
乗用式
広大な土地用。100坪程度では無駄ですね。
刈払機
ある程度パワーがあり、スチール刃やチップソーが取り付けられます。草をなぎ払いながら刈っていくタイプです。今回はこれが最適なようですし、ナイロンコードもつけられるので、以降の軽度の草刈りでも使えそうです。
刈払機のバリエーション
エンジン式とモーター式
刈払機は様々なメーカーからたくさんの種類が販売されています。従来はガソリンエンジン式が主流でしたが、昨今は電気モーター式の性能がエンジン式と遜色なくなってきました。
2サイクルと4サイクル
エンジン式は以前は小排気量でパワーの出る2サイクルエンジンの一択でしたが、最近は環境への配慮から4サイクルがラインナップされています。
エンジン式にはカセットガスタイプも
ちなみに、エンジン式には変わり種のカセットガス燃料の物なんかもあります。今のところ2サイクルタイプしか無さそうです。以前は分離給油のタイプがあったようですが、現在は専用のオイル入りのカセットガスを使用するタイプしか無さそうです。
分離給油なら、カセットガスはコンロ用のやつを1本¥100以下で買えたりして、かなりコスパは良いと思います。でも最近売っているオイル入りの専用カセットガスのタイプは単価が高いです。全く旨味無し。
コスパを考える。
さて、農家の方なんかは頻繁に草刈りをするでしょうからエンジン式の方がローコストだと思います。
キャブレターの中が固着しないうちに次の使用があると思いますし、エンジンって動かすことが最大のメンテナンスなんですよね。
対して僕の場合は数ヶ月に一度の使用でしょうし(夏場は月一位?)、その度にガソリンタンクを空にしたり、しばらく動かさないとキャブレターの掃除もしないといけないし。
なので電気モーター式が良いと思いました。電気モーター式は、基本メンテナンスフリーですから。チップソーとかカバーとかをふいてやるくらいですかね?
ただし、創造倉人用地は電気は来ているのですが停止してあります。数十年使っていないので突然開通させて火事とかになったら怖いので。
なのでバッテリー式しかないという結論に至りました。高いですけど。
Boschのコンセント給電タイプなんて安くて良さそうなんですけどね。
バッテリー式の中で選定
高儀、山善
本体価格が安い。ただしバッテリーがやや高い。メーカー的に微妙。悪くはないのだろうけれども。
工進
本体価格はミドルクラス。バッテリーがやや高い。中途半端な感じなので却下。
日立、リョービ、Bosch
日立は日本の電動工具の世界では、玄人受けの良い一流メーカーですね。当然、本体もバッテリーも高いです。
リョービは、日立クラスよりランクはさがりますが、なかなかの代物です。本体価格もソコソコ。バッテリー価格もソコソコ。DIYレベルなら一生ものクラスです。
ボッシュは元は自動車部品メーカーですが電動工具も有名ですね。個人的にはリョービと同格くらい?と思っていますがどうでしょう?
Makita、BLACK&DECKER
マキタは、日本国内における電動工具のシェア60%、世界においてもブラック&デッカーに次いで2番目のシェアを持つ日本の最高級電動工具メーカー。本体は高い。バッテリーも高い。
対するブラック&デッカーは、世界シェア25%のアメリカの工具メーカー。ピストル型の電動ドリルを最初に発案した。その設計思想が現在の全ての電動工具のルーツとなっています。でも、チップソーのトリマーは無いみたい?
「マキタ」に決めた!
かなり悩んだのですが、本体価格は日立と同価格帯。性能もしかり。最高峰の電動工具メーカーらしく、品質は最上級です。値引きも大してありません。
ちなみに、日立もマキタもバッテリーは同じ電圧であれば他の電動工具と共通です。
しかし日立と大きく違うのは、国内外のシェアの大きさです。シェアが大きいということは、社外の互換パーツも多く製造されます。自動車のアクセサリーなんかもそうですよね。
マキタの場合、バッテリーや充電器の互換品が多く製造されており、純正品の半額以下で売られています。
当然純正品の使用が安全安心ですし、万一の時にも保証が受けられます。メーカー側も互換品の使用は推奨していませんので、相応のリスクがあります。
だが断る。
互換バッテリー&互換充電器で行く。
純正品が良いのは当然ですが、バッテリーと充電器を純正品で揃えると完全にコストオーバーです。充電式のランニングコストを加味してもオーバー分を回収出来るとは思えません。互換製品で行きます。
選定の際にざっくりとランニングコストを比べてみました。
年間1回1時間×10回の草刈りを高速回転で回しっぱなしと仮定します。ガソリンは0.5㍑タンク×2回。バッテリーは6A×2個と仮定。本当にざっくりです。
2サイクル〈自分で混合〉(初年度) |
本体:30,000円+携行缶:2,000円+2ストオイル:1,000円+ガソリン10㍑:1,500円 |
34,500円 |
2サイクル〈自分で混合〉 (2年目以降) |
ガソリン10㍑:1,500円 |
1,500円 |
2サイクル〈混合缶使用〉(初年度) |
本体:30,000円+混合缶: 1㍑1,000円×10回 |
40,000円 |
2サイクル〈混合缶使用〉 (2年目以降) |
混合缶: 1㍑1,000円×10回 |
10,000円 |
4サイクル(初年度) |
本体:30,000円+携行缶:2,000円+4ストオイル:1,500円+ガソリン10㍑:1,500円 |
35,000円 |
4サイクル(2年目以降) |
4ストオイル:1,500円+ガソリン10㍑:1,500円 |
3,000円 |
充電式(初年度) |
本体:30,000円+互換バッテリー5,000円×2:10,000円+互換充電器:2,500円+電気代6円×10回 |
42,560円 |
充電式(2年目以降) |
電気代6円×10回=60円 |
60円 |
仮に全てマキタの場合です。本体価格は、アマゾンで見る限り2ストの21ccタイプは若干安いですが、25cc程度はないと使い物にならないようです。また、充電式も、14.4vのタイプは若干安いですが、やはり18vはないと使い物にならなそうです。そうなると2スト、4スト、充電式共に2.5~3万円弱となっており、本体価格に差はありません。只し、2ストタイプは他のメーカーのタマ数が多いのでメーカーを選ばなければ1万円強位で買えそうです。4ストタイプはマキタは比較的安くて、ホンダ等のエンジンタイプは高い傾向でした。
バッテリーの寿命ですが、当たり外れもあるのでしょうが、いくら互換バッテリーと言っても年間10回の充放電で2年くらいでダメになるとは思えません。他の工具に使ったとしても200回位は出来ると思います。
そういうわけで、10年以上溜め込んでいたセゾンカードの永久不滅ポイントをアマゾンギフト券に交換して、アマゾンでポチってやりましたとさ。