自宅の屋根裏を物置に改造した話の続きです。
今回板を切るのに使ったのはジグソーです。しかもフリーハンド。
最初は丸ノコでガイドを使って切ろうと思ったのですが、何せ狭くて取回しがしにくくて怪我をしそうだったので断念しました。音もうるさいし。
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フリーハンドのジグソーで切るとかなりクネクネしてしまいますが、基本的に切断面同士が合わさるように並べるのでそれほど目立ちません。
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仕上げにカーペットを敷く予定なので見えなくなりますし。
あと、最初の頃はさしがねやメジャーを駆使してペンや鉛筆で墨つけをしていたのですが、サブロク(1820mm×910mm)の板に何ヵ所もあたりをつけるのが面倒になって墨つぼを買ってしまいました。
墨つぼは便利だった
墨つぼ、便利です。素人DIY とは言え、数十枚もの墨入れをするとなると作業効率が段違いですね。もっと早く買えばよかった。
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これが無ければ無理
今回一番活躍したのが、マキタのインパクトドライバーです。根太ビスがバシバシ入ります。しかもリチウムバッテリー式なので狭いところでも取回し抜群。
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掃除機も便利
インパクトドライバーの副産物というか、マキタのインパクトドライバーを買うときに、かみさんを納得させるために一緒に買ったクリーナー。
この手の作業は、かなり木屑が出ます。天井から木屑が落ちてきたら嫌だし、かみさんに絶対…。
インパクトドライバーと同じ18vバッテリーで動作するので、狭いところでもギュンギュン吸います。
マキタの電動工具はLED ライト付なので暗いところでもよく見えます。
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これらの工具を駆使してどんどん板を張っていきました。
やっと資材が置けるように
とりあえずグルニエの周りの屋根の高い部分から床を張っていきました。
そういえば屋根が直なので、ルーフィングをとめている釘が突き抜けています。油断すると頭に刺さります。僕は数回刺さりました。地味に痛いし、地味に出血します。
合板が置けるのは屋根の中心付近だけなので大量には置けませんが、8セットずつ置くことにしました。
作業は数ヶ月かけて行ったのですが、週末などに1日で4枚分位ずつ進めていきました。それ以上の長時間やると腰と膝が死にます。
あと秋~冬は良いのですが、春~夏はかなり暑いです。断熱材より上で作業しているので屋根の熱がモロに来ます。
真夏の昼間は殺人的な暑さになるので基本的に作業は不可能です。雨の日や夜なら物を取りに行くくらいは可能ですね。
ドアの反対側まできた
台風対策で屋根裏にアンテナを設置してあります。スカイツリーが近いので特にブースター等もつけていません。
前に台風の時、隣のアパートの壁が外れてウチの屋根に飛んできたことがあるんで、アンテナ危ないなと思って。
奥まで作業を進めていると、キャンプ用の照明だとどうも薄暗く感じたので作業灯を買いました。コンセント付の優れもの。LED なので、照明+ジグソーでも容量大丈夫です。延長コード1本で繋いでいます。
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この後は屋根のキワの狭い部分を這いつくばりながら張っていき、床にカーペットを敷きました。
例によって柱が多いので普通のカーペットを敷くのは困難なので、タイルカーペットを敷きました。
500mm×500mmの100枚セットがあったので、少し足りないですけどそれにしました。屋根のキワの方はどうせ荷物を置くので無くても良いかと。
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カーペットの一番の目的は、膝が痛くならないことなので(;´д`)二番は荷物を滑らせたいからです。
もう暗いのはたくさんなので
照明を施工しました。
グルニエの裏側にグルニエの照明の配線が来ていたので、それを分岐して前の家で使っていたシーリングライトを再利用しました。
今の家は、埋め込み照明が多かったので余っていたんですよ。
因みに、僕は第二種電気工事士の資格を持っています。無免許で宅内配線をしてはダメですよ。
完成しました
最初の壁の穴あけから半年以上かかりました。なるべく雨の日を狙って作業しましたが、何度か脱水症状になりかけました。
あと、スクエアな環境は心理的に良くないので長居すると病んできます。日によっては長時間作業しましたが、ダイ◯ードのマ◯レーン刑事みたいに「畜生!」と言いながら作業しました。
とは言え、苦労したお陰で広大な物置が手に入りました。材料費は、構造用合板40枚位、ツーバイ材120本位、その他ビスとかシンプソン金具とか、ざっくりですが15~20万円位でしょうか?
自宅の屋根裏の様子が見れたのも良かったです。鉄骨は意外に綺麗でしたし、雨漏りもしていませんでした。
序盤の頃、ネズミの糞らしきものを見つけました。何処かにいたのでしょうか?古そうだったので気にしませんでしたが当時夜中にゴトゴトいっていような。
今は全然無いですけど。作業しているうちに出ていったのでしょうか?
スキー、スノーボード関連など、主に冬物を置いています。だって夏は屋根裏に上がりたくないから。
実は隠し通路も作ってみた
この最奥地から下の部屋のクローゼットに抜けられるようになっています。根太で枠を組んで合板をビス止めしていません。
閉じ込められたり、非常事態用。本当はクローゼットの方も補強しようと思ったけど、面倒臭いからやめました。
最悪の時に脱出出来れば良いので。今は荷物も置いてあります。ヤバイときは荷物をどけて脱出します。
逆にグルニエが無い家でも、クローゼットの上から屋根裏に出れると思います。
収納に困ったら屋根裏を改造するのもアリだと思いますよ。