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レジアスエースのトランピング化計画(1段目仕上げ編)

素材の選定

とりあえず1段目部分の床とサイドボックスが出来たので、ポンリューム素材のクッションフロア を貼っていこうと思います。
素材の選定にあたり、

  1. 模様に方向性がないこと。出来る限り無駄なく使いたいので。
  2. 当たり障りない色であること。インテリアなので、ストレスにならないように。
  3. 出来る限り安いやつ。当たり前ですが。

この辺りを基準に選びました。
よくフローリング模様のやつとかタイル模様のやつなんかを見かけますが、そういうのだと合わせ目の模様がずれるのが嫌なので、石目のやつにしました。
ウェブと見比べて若干高かったですが、送料を考えるとほぼ同じだったので近所のコーナン で買いました。富双合成 のクッションフロアです。同じのがウェブで見つからないので…。

この辺りが大体おんなじやつ

1.82m×5.0m買いました。
どんぶり勘定だと3mくらいあれば1段目は足りそうですけど、念のため余分に購入。これに前に作った段ボール型を当てて型どりします。

型どり

床部分はデカい(汗

それと、スペアタイヤのボルト部分の蓋を作っておきます。実は前回切り欠きを切ったときに出た端材をうっかり捨ててしまったので、この部分だけ切りなおしました。

3枚重ね

床張りの高さと車体の床の高さを合わせるために、コンパネの端材を3枚重ねにしました。
いよいよ床に接着剤を塗っていきます。本当は クッションフロア専用の接着剤 があるんですけど、今回は10年前に使って余っていた若干ドロドロの木工用ボンド を水で薄めて使用w量も微妙なのでケチケチ伸ばします。(後日談ですが所詮木工用ボンド。あんまり着きが良くありませんorz専用の方が良いかも。)

床にポンリュームを貼っていく

ボンドがみるみる減っていくぜ

業者の人はこんなローラー を使って綺麗に貼っていくんですが、そんなもの無いので寝台の梁を作った時に余ったスペーシアのパイプ の20cmくらいの端材でコロコロして貼りました。
ちなみに床に関して、横の壁際はあらかじめピッタリサイズに切ってから貼りました。後でカッター入れるの怖いんで。タイヤハウス付近は、後でサイドボックスを載せるので、多少長短があっても大丈夫です。
座席側は10cmくらい巻き込んであります。リヤハッチ側は後端の内張りに挟み込むので10cmくらい余分にしてあります。

あのツギハギが無かったことにw

リヤハッチ部分の内張りに挟み込みます。内張りの留め具の穴に合わせたつもりが全然合ってなかったorzまあいいや。普通に挟んでおこう。内張はがし は、安いものなので持っておくと色々便利ですよ。変なもので代用と化すると車が壊れます。

床張りで荷室が意外と高くなります。

スペアタイヤのボルト部分はパカッと開くようにしておきます

サイドボックスにポンリュームを貼っていく

サイドボックスにも同じように接着剤を塗っていきます。

動かせるからイイネ

サイドボックスや寝台は床と違い動かせるので、ポンリュームを大きめに張り付けてから現物合わせでカットしていきます。その方がカッチリサイズに仕上がります。
例によって業者さんは 便利グッズ を使ったりしますが、結構普通のカッターで切っていますので、真似して頑張ります。

現物合わせ

サイドボックスの蓋部分のヒーターカバーのアール部分も若干大きめにカットして後で現物合わせします。

サイドボックスの蓋

寝台部分

余った材料で寝台延長

荷室部分の架装のほかに、余った端材でサードシートを畳んだ上に板を置き寝台の高さと揃えて寝台部分が長くなるようにしました。
そこに、これまた余ったポンリュームを貼り合わせていきます。まずは端材同士の大体の位置を決めて板が埋まるように配置します。
どこに置くか決まったら、板に接着剤を塗って最初の2枚を重ねて貼ります。

重ねます。石目なので方向や模様の位置は無視で。

重ねた中心をカットします。

重ねてカットした上の余分を剥がします。

残った下部分の余分を剥がします。

切断面を合わせてよく接着します。

サイドボックスの固定

寝台の下のイレクター梁をつけておけば、内装いっぱいに突っ張っている状態になるので、サイドボックスがある程度重量があるためズレることはほぼないんですが、バイクや自転車を載せる時などは寝台を外します。

そうすると、突っ張りがなくなってサイドボックスがズレてしまうんです。なので、軽くですが張った床にサイドボックスを固定しました。

ズレない程度に固定

この手の寝台は、荷室に永続的に固定してしまうとキャンピング設備とみなされてしまい、4ナンバーでは違反になります。
かといって、キャンピング設備の要件は満たしていないので、8ナンバーとしても違反です。
今回の場合、サイドボックスを床に固定しても床張り自体は車体の乗っかっているだけですので積み荷とみなされます。

角部分の仕上げ

サイドボックスの角部分はある程度長さがあったので、イレクターコロコロで何とかくっついたんですが、寝台部分やサイドボックスの蓋部分は12mmの板厚しかないので角がうまくくっつきません。
仕方ないので、ボンドをつけて養生テープ で数日とめておきました。

カコワルイ…。

数日後、テープを剥がすとちゃんとくっついていました。いやーよかた。

1段目完成!

とりあえず、1段目は完成しました。2段目は、材料のコンパネが物置の奥地に眠っているのと、SPF材が一部梁代わりになってしまっているのでそれらを引っ張り出さないと始まりませんねー。

一応今回作った1段目までの構造ですが、全体をポンリューム貼りにしてあることで、ある程度の濡れ物や汚れものなら「ドンッ」と放り込めます。汚れても拭けば落ちます。
サイドボックスには、車に常時置いてある工具やセーム、ウエス、ネット、ベルト、ジャンピングスタータ、子供のソリ(ローラーコースター用)、ブランケット等が収納されています。

サイドボックス後端には18リットルのポリタンク がすっぽり入るサイズにしてあるので、車泊時のポンプシャワー をリヤハッチ下で使えます。

それから、寝台とボックスの位置をあえてリヤハッチから10cm空けてあるので、内側ノブでリヤハッチの開閉が出来ますし、リヤハッチに何か吊るしてあってもドアが閉められます。(車泊中の急な雨とか)

こんなとこでしょうか。実際近くで見るとかなり粗が目立ちますし、初めての電動丸鋸なので切り口がゆらゆらしてたりwでもまぁ材料費がだいぶ抑えられたので、総額で1,5000円くらいで出来ました。その中に今回買った工具と作業台も含まれているので、それらは次回以降タダで使えますしね。