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レジアスエースのトランピング化計画(木工編)

型に合わせて切断

前回段ボールで型どりしたものを当てて床の材料のコンパネ を切っていきます。
ゲットした端材は大きい物もありますが、小さいものや中途半端なサイズのものが多いので、部分的に型通り切ったものをツギハギで合わせていきます。

まずはアールの難しそうな壁際から

ちなみに今回木材を加工するにあたり、今まで欲しかったけど持っていなかった 作業台 電動丸鋸 を買いました。
作業台は、業者の方は余ったコンパネとかでタダで自作されているようですが、僕みたいな素人の場合はそもそもコンパネが余らないですし、そのコンパネを3枚は使うので、コンパネ代だけで4~5000円は行ってしまいます。

なのでこれを購入。

コンパクトに折りたためるし、軽量だしこれでいいかと。

電動丸鋸は本当はマキタとか日立とかの良いやつを買って長く使いたいところですが、たまのDIYにそこまで予算はかけられません。安物を騙し騙し使おうと思います。

そこでこれを購入。

電気丸鋸本体 KCS-165 165mm木工用チップソー付き

価格:6,750円
(2017/9/17 16:19時点)
感想(3件)

どちらも最安値商品ではないんですが、まず送料が無料(送料込)であること。
商品が安くても、送料ってバカにならないんですよね。それと、多少高くても作りがしっかりしていそうなもの。これは画像を見た直感ですけどw
あとは、この電動丸鋸はチップソーが1枚付いてくるんですよね。多分安物ですけど、チップソー単体も結構な値段するので。実際使ってみたら、やっぱりそれなりのショボい切れ味でした。それでも今回はこの刃で十分足りましたので買い足す必要はありませんでした。

本当は ジグソー も欲しかったのですが、今回は断念。代わりに引き回し鋸 を買いました。アール部分はそれほど多くないですし男の手作業で。

アール部分をギコギコ切ります。

フック部分の穴あけ

荷室に荷締め用のフックがあるんですけど、市販の床キット はこの部分のネジ穴を使って板を固定したりするんですよね。
僕の場合使うかわからないんですけど、板を張っちゃうと穴開けるの大変そうなんで一応開けておきます。

アタリと穴あけ

引き回し鋸でアタリをつけて、元々持っていたリョービのドリル で可能な限り穴をあけます。
あとはノミ で抜きます。

ノミで抜きます。

荷室の凸凹とカーペット

どんな車でも大概そうなんですが、ハイエースの荷室の床も強度を出すために凸凹しています。カーペットが敷いてあるとわかりにくいですが、手で触るとすぐわかります。
DXなんかはペラッペラのゴムみたいのが敷いてあるのですが、我が家のレジアスはS-GLなので、乗用車と同じ防音断熱素材のパンチカーペットが敷いてあります。
なので、その機能を生かしたいのでそのまま床を敷きます。

ここからが今回の床張りの特殊な部分ですが、まず端材のコンパネを壁際のアールに沿って切ったものを一旦置いてみて、ちょうど良いあたりの床の溝の半分の位置に来るようにカットします。
そして、全部に入れると材が足りなくなるので、程々の溝に「端材を切った端材」をおよそ3~4cmくらいの幅に切って入れていきます。材料が乏しいのでケチケチやります。

程々感が難しいw

床張り

それらをビス でとめていきます。本当はコーススレッドが良いんでしょうけど、コーススレッドって小さいのは25mmまでしか見当たらなかったんですよね。12mmのコンパネを2枚だと突き抜けちゃうんで。
当然この作業は電動ドライバー でやらないとタヒにます。安物でも何でもいいんで。

ちょうど半々になるように。

あとはこの作業の繰り返しです。
難点は、端材の大きさと、床の凸凹の兼ね合いなので、現物合わせでやるしかないことです。あらかじめ設計図や寸法出しが出来ません。
それと、荷室の後端にスペアタイヤの取り外し用ボルト穴があるので、そこがちょうど切れ目になるようにして、後で開けられるように切り欠きにしておきました。

現物合わせ

ひたすら繰り返し。

サイドボックス

次にサイドボックスに取り掛かります。
ゲットした端材の中のSPF材 (「ツーバイフォー材」ってやつです。)で柱、コンパネ で壁を作る「枠組壁工法(ツーバイフォー建築) 」もどきで作っていきます。
なぜ「もどき」なのかというと、ちゃんとやると材料が足りな(ry

「もどき」でも結構強度が出ます。

左右のサイドボッスの間に積荷を入れるスペース、仕切りを入れその上にもう一段サイドボックスと仕切りを入れ、上は寝台の予定ですが、今回とりあえず1階建てでストップするので、最初の仕切りが実質寝台となります。
寝台にするにしても荷台にするにしても、コンパネ1枚では板がたわんでしまいますので梁を入れます。
オグショー なんかはアルミバーを入れたりしていますが、例によって材料費が無いのでセレナのベッドで使ったスペーシアのパイプ を分解切断して流用しました。

パイプカッター で切断。

サイドボックスの蓋や寝台はズレないように突起をつけました。

それらしくなってきました。

1段目完成

サイドボックスの側面は隙間がありますが、材料をケチった結果です。この部分は後でポンリュームを貼るので良いかなと。
とりあえず1段目の木工は完了です。

1段目でけた

この後ポンリュームを貼っていく予定ですが、この翌日車中泊で海に行くことになってしまったのでこのまま荷物を積んで出発です。
車泊後、家族からは床が堅かったとクレームが出ましたが、そりゃまぁそうでしょうね。まだ途中でまんまコンパネですから。

レジアスエースのトランピング化計画(1段目仕上げ編)に続く…。